よくある至れり尽くせり系レンタルサーバでは何ら心配はないのだが、
企業や個人で立てたサーバだと、ちょっとした設定の違いでwordpressが動作しないことがある。
公式にはPHPとMysqlの有無とバージョンについてしか触れられていないが、
その2つがあれば万事OKとは言えない。
今回、そのあたりは大丈夫だろうと高をくくっていたせいで痛い目にあったので、
ケース毎に一応覚え書き。
画像がアップロードできない。”HTTPエラー。”と表示される。
ベーシック認証が有効になっていたり、
ブラウザやフラッシュのバージョンによる問題も考えられるが、
どうしても解決しない場合は
<?php phpinfo(); ?>
で環境チェック。画像を処理するGDが有効になっていないか、
インストールされていない(インストール後再起動していない)可能性がある。
ちなみにGDをあきらめて、サムネイルを生成させないために各サイズを大きめに設定しても無駄。
必ず止まる。(ニッチではあるが、GDを使わないモードが欲しいかな。)
下位ページが表示されない&Notfoundがブラウザ標準の物になってしまう
パーマリンクが有効になっていない。
原因として考えられるのは、
httpdのrewriteモジュールが有効になっていない。
または.htaccessが有効になっていない。
いずれもサーバ管理者にhttpd.confを見直してもらう。
メールフォームから送ったメールが届かない。
メールサーバがwpを設置したサーバに備わっていないか、
webから使えないようにしてある可能性がある。
このためだけにメールサーバを入れてもらったりするのは管理者も顔を曇らせるだろうから、
既存の別のサーバを使うように変更した。
pruginの”Configure SMTP”を探して導入すると難なく解決する。
メールサーバとアカウントの設定を施せば、次回からそちらのサーバが使われる。
SSLにも対応しているし、AuthSMTPに対応した設定も出来る。(pbSMTPは見あたらなかった。)
今回はこんなところ