今年は庭の紅葉の写真を撮らなかった。
きれいに色づいていたのだが、忙しかったというのと
「去年とったし毎年みれるし」というのが理由。
youtubeで京都のある寺の紅葉の動画を見ていてふと思った。
たくさんの観光客がこの美しい色づきを写真に撮ろうとしており、映像にはきれいな紅葉とセットで映っている。
紅葉はきれいなのだが、必死で構図を探すその光景が浅ましく見えてしまった。
今その場にいて、たまたまみれたその風景を残したい気持ちは自分も充分持ち合わせているのだが、
同時に移り変わる物はそのときその場所でみれたらそれでいいのではないかという思いがわき上がってしまった。。
わざわざ切り取っていつでもたどってみれるというのを
つくしやタケノコを冷凍し、オフシーズンでも食べる様な行為と照らし合わせ葛藤している。