端的に言うと、
職場から帰宅中土手を走っていると、前を走っていた軽自動車が飛び出した小型犬はね飛ばし、そのまま逃げやがった。
すぐさまそばにいた飼い主であろう50才ぐらいの男性が駆け寄り悲痛な叫び声を上げながら犬を抱き上げた。何を叫んでいたかは自分もびっくりしてしまいよく覚えていない。後ろに車がいないのを確認し、ハザードを焚いて下車。男性に「お父さん!!大丈夫?あいつ追いかけようか!?」と大声で叫んだが、どうも耳に入っていない様子。かなり動転しているらしい。
そのまま土手の下におり、住宅地へ向かっていった。
前の車を追うか、男性に駆け寄るか迷ったが、このまま追いかけてもその先どうするのがベストかわからないし、それよりも犬がもし重傷だったらということを考え、追跡はあきらめ男性の元にかけよると、幸い犬は意識はあるらしかったが、やはり男性はかなり錯乱気味。涙をぼろぼろ流しながら犬に声をかけ続けてる。「大丈夫!生きてるよ!すぐ病院行きましょう!車このまま出しますんで乗ってください!」
おちつかせないといけない自分がかなり動揺していた。
かかりつけの医者がおり、自分でいくと言うことなので、とりあえず
近くの自宅まで車でお送りしたあと、奥さんと一緒に病院へ行ってしまった。
時間は午後8時前。普通の動物病院なら診療は終わっているだろう。。
病院を探すのを手伝ってあげればよかった。。
確かに飛び出したのは犬なわけだし、はねた人は「私悪くないから」と思うかもしれない。
それにしても、何らかの理由で重傷を負った犬と、泣きさけぶ飼い主を目の前にして、なんで放っておけるのか。
はねたときの感触や、私や飼い主、ぐったりした犬など、バックミラーからいろんな物が見えたと思う。
逃げた人・・・はねたのは仕方ないかもしれない。。。
でも逃げないでほしかった。。