今年に入り3dコンテンツの製作が必要になっため、
事務所で使っているPCが2年ほど前に組んだi3のpcの
アップグレードを検討する。
事務所に据えてはいるが中身は自分で買ってるのでほぼ私物。
収入が滞っている中さすがに1台丸ごとはきついので、
とりあえずcpuだけi7に変えることにした。
とはいえソケットは1156とふるく、近所の店に聞いても「ねえよそんなもん」と一蹴される。
amazonを見ると中古でi7 860が12000円台で出ていたので適当に購入。
両面グリスずるずるで届き、ぶつくさ言いながらクリーニングし装着&機動。
心配していたOSやoffice、adobe関係のアクティベーションは維持された。
再登録は面倒なことこの上ない。若干クロックが下がる事を心配していたが
特に普段使うアプリの動作に変化は見られない。それどころかきびきびしているように見える。
しかし無事動くも動作温度がまずい。
アイドル35~40℃、
レンダリングでフル稼働時は85℃超えてしまった。
クーラーの装着不良かと何度も付け替えるもいっこうに下がらない。
フル稼働時にクーラーに手を乗せるとかなり熱かったため、
装着はうまくいっているがクーラーのパワー不足と判断。
クーラーはi3のリテールをそのまま使っていたのが原因だろうか。
しかしここまで冷えない物なのか。860が熱すぎるのか?
やむなく職場近所のPC屋にクーラーを買いに行く。
おすすめされたのは7000円のごてごてしたクーラー。
高い・・もう少しシンプルでもいいんだが・・・そもそもこんなの入るのか・・?
スタッフに基本的なことを聞いて、悩みつつも
「これは確実に冷えますよ!」の言葉を信じ、背に腹は代えられぬと結局それを購入。
開封してあてがってみると、何とか入りそうだ。
裏で固定するタイプのクーラーは初めてのため悪戦苦闘。
何度もビスやドライバを基盤の上に落とし、PCと自分の寿命を徐々に縮める。
セットアップマニュアルを読み違えて破壊しそうになりつつも
1時間かかって何とか装着完了。
電源を入れ、まずはアイドル温度を確認。30℃前後。
ほほう。やるじゃないか。まあこんなもんか。
そして今度はcinema4dにて8スレッドフル稼働レンダリング。
なんと50℃を下回っている。せいぜいさがって60℃ぐらいだと思っていたので目を疑った。
コアの発熱自体をクーラーでここまで抑えられるとは思っていなかった。
もっと安くて相応の結果を得る小本出来たのかもしれないが、苦労した甲斐はあった。
多少やかましいがこれなら安心して回しまくれる。
とはいえもともと10000ちょっとの出費ですむと思っていた換装作業が
グリスとクーラーを買い足したため20000円超えてしまったのは痛い。